RKP(リバースキングピン) |
TKP(トラディショナルキングピン) |
今回は疑問に思う方も多い用語 トラックの2つのタイプ RKPとTKPについて説明しましょう。
まず違うのはキングピンの向きが違います。
外側にキングピンがあるのが RKP 主にPARIS・BEAR・CALIBER・RANDALなど
内側にキングピンがあるのが TKP 主にTRUCKER・INDYPENDENTなど
RKPはもともとカービングと安定の為に作られたもので、ロングボードシーンの中では一般的なものです。ダウンヒルレースで使われるのもこのRKPです。ターンが切れて安定するので、カービングやクルージングなどにも愛用されます。 日本のサーフスケートでは一般的なトラックとして使われています。
TKPは普通のスケートボードのトラックというのが簡単ですね。キングピンが内側にあるタイプで、昔から使われている伝統的なタイプです。用途がカービングではなく、トリックやグラインド目的な物が多いためサーフスケートではあまり一般的ではないですが、ブッシュのセッティングしだいでは、かなり高速なカービング仕様にも改造することもできます。
このような違いがあります。
迷ったらPARISかCALIBERのRKPでOKです。
またスケートパークやバンクでグラインドするにはTKPです。RKPでは不具合あります。
TKPの中でもとんでもない性能のものもあります。SURF-RODZ TKPです。
当協会でも何度も登場していると思いますが、これは別次元のTKPとなります。
超精密な製法から生み出される削り出しトラックは切れと反発が尋常なレベルではなく、加速を必要とするサーフスケートではかなり有効的なものです。グラインドも可なので、マルチな性能を持ち合わせた夢のトラックです。
何を選ぶかは、やはり情報を参考にしながら、自分で確かめて確認していくのがBESTです。
トラックの性能に大きく左右するブッシュについても勉強しなくてはいけません。
これは次回にブッシュコーナーでやろうと思います。
参考になれば嬉しいです。